陶芸家の正月

寿司職人の方に、こんな話を聞きました。
「寿司屋が初心に返るのは正月じゃねえんです。シンコを握り始める日、それが江戸前職人の大切な節目なんです。」

私たち陶芸家にとっての正月、初心に返る日は、本展(日本伝統工芸展)に搬入が終わったこの時期になるのかと思います。

ということで初心に返って鉢を挽きました。信楽赤土10kgで現在50cm、これからもっと倒して径61cmにしていきます。
割れてしまった、考えられる原因を一つずつ潰していきながらなんとか完成させたいと思ってます。
d0152269_1220193.jpg


正月だということなのでおせちならぬ鰻を食べちゃいました。(^_^;)
行ったのは武蔵境の『うなぎ田川』というお店、商店街を抜けた住宅街のなかにあります。
こじんまりとしたお店ですが、この暑いなか炭火で丁寧に焼いてくれました。
もちろん、お清めは冷たいビールです。
d0152269_12205583.jpg


そして次に向ったのは府中の大國魂神社。京王線の府中駅からすぐ、旧甲州街道沿い壮大な森のなかにあります。
去年の5月以降、鉢が壊れ続けているので初詣ではなく厄払いをしてもらいました。
d0152269_12271068.jpg


これでお正月もおしまい、明日からまた作品制作の日々にもどります。
今回の事をきっかけに陶芸に対する取り組み方を考え直して、もっともっとよい作品を、他の人が作ることができないオリジナリティにあふれる作品を作っていきたいと思います。



PS.昨年の一水会以来、光栄にも3度賞をいただいていますが、それ以外はあまりいい事がありません。厄が落ちていい方向へ向かってくれるといいんですが・・・うーん・・・じゃやっぱりお祓い10000円にした方がよかったかなー。
[PR]
by touboukazin | 2010-07-25 23:18 | 陶芸家
←menuへ