またこんなことに、

なっちゃいました。炉壁まで1mm程度しかありません。
粘土は、乾燥しながら縮んでいくので、あらかじめその収縮率を頭に入れながらロクロを挽きます。ただ空気に多く触れている面から乾いていく傾向にあるので、薄くて外側にある口縁部分の水分がまず最初にとんでいきます。するとスルメをあぶっている時のように口が立ち上がっていき、結果として径が想定より多く縮み、高さが少なく縮むこととなります。乾きやすいところにラップをしたり、全体にビニールを掛けたり、ある時は逆さにしたりと素焼までにいろいろ工夫をしていきますが、象嵌という工程が入るため空気に晒される時間がどうしても多くなってしまいます。この結果、素地の厚みや器形、はたまた天候に左右されることになり、最終的な大きさは素焼直前でないとわかりません。
余裕を持って小さめに作ればいいのですが、そこはやはり出来るだけ大きく、自分の窯で焼けるギリギリの大きさを狙いたいころです。そして毎回こんなことになっちゃいます、素焼までなんども大きさを計り、窯詰めのやり方を考えたり眠れない日々が続きます。

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これを入れて、あと3回窯を炊く予定にしています、なんとか天候が持ってくれるといいのですが…。
by touboukazin | 2013-07-16 23:56 | 陶芸家
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