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〜はちの酒場探訪紀3〜「シンクロニシティー」

岩手での仕事を終えて新花巻へ、そして釜石線で花巻へ移動、東北本線で一ノ関行きの電車に乗ります。一ノ関で小牛田行きに乗り換えるつもりでしたが約40分の待ち合わせ。まったく始めての町でしたが、途中下車をしてみました。
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予想に反してこの街には飲み屋さんがいっぱい、20分近く歩き、散々迷った末に入ったお店が、ここ「酒肴庵 『喜の川』」です。「ひやおろし各種入荷しました」の看板にちょっと引かれました〜
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まずは、「メヌケの煮付け」と岩手のお酒「月ノ輪」の特別純米をいただく事にしました。冷蔵ケースに東北のお酒がいっぱい、お魚メニューも豊富にあります。
つるっと一杯目をやっつけて、次は同じ岩手県陸前高田のお酒「酔仙」純米酒と「イカの塩辛」をお願いしました。
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お店に入った時から一つ気になっている事がありました、席を空けてくれた男性です。60代、中肉中背、黒のジャケットにハ黒いハイネックのセーター、テレビで見たまんまの出で立ちです。そう「居酒屋の通人」「ニッポン居酒屋紀行」の太田和彦さんではありませんか!氏の「ニッポン居酒屋放浪記 立志編」は私にとってバイブル的な存在です。いつか日本全国の居酒屋を旅してみたいと思ったものです。


まさかここで会う事ができるとは…それもたまたま降りた東北の町で。これは偶然ではなく必然なのではないでしょうか!この場所でこの時間で出会う確率はどれぐらいあるのでしょうか?

きのう11月5日は、171年に一度の名月、ミラクルムーンだそうです。月が会わせてくれたのかもしれませんね!




PS.声を掛けられずに終わりましたが、お店の方によると年に2.3回みえるそうです。「たぶん次はジャズ喫茶に行ってますよ〜」と教えてくれたのですが、それもストーカーみたいなので泣く泣く断念。一ノ関はジャズ喫茶の街として有名だそうですね、

帰った夜にタモリの新番組「ヨルタモリ」を見ていると、タモリが一ノ関のジャズ喫茶のマスターに扮して登場。また一ノ関とは…今週は、いろんな偶然が重なっている気がします。

出会いとえば、宿泊地、遠野で入った居酒屋の「サンマの刺身」は、今までに食べた事のないぐらい美味しかった。東京で食べるサンマの刺身は脂がしつこくて、生で食べるもんじゃない、と思っていましたが、まさに絶品でした。高級店でもなく普通の居酒屋さん、たしか刺身が380円、焼きが480円とかなりリーズナブル、産地だからでしょうかまさに地産地消ですね〜。

太田さんを知らない人はこちら→をご覧ください。
by touboukazin | 2014-11-15 12:15 | 酒場探訪
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