日本伝統工芸展50周年記念パーティー
どこからともなくキンモクセイの香りが漂ってきます。
夏に植えた唐辛子も真っ赤になっています。
あんなに暑かった日がうそのように、秋がますます深まっていくようです。
先日、日本工芸会の勉強会と日本伝統工芸展50周年記念パーティーにいってきました。
場所は帝国ホテルで会費はなんと1万円!
ワイン2杯とチーズしか食べられなかったので・・・ 一杯5千円かと思うと・・・
あーいい粘土が買えるな・・・と
その会場で丹波の陶芸家の方に、ある美術館の方を紹介していただきました。
名刺を出して挨拶すると
『保立さん?八王子の?』とのこと。
あまりに高名な美術評論家の方なのでだれかの間違いか
「同性の方がいるのかなあ、めずらしいなあ?」と思っていると
『象嵌で銀杏の柄やっている人でしょ?』
「どっかで作品見てくれたんだなー!」
自分の事を、それも名前ではなく作品でおぼえてもらえたので、
とてもうれしく会費1万円の痛手は、すぐ癒されました。
自分の作った作品が誰かのこころの中に残る。
陶芸やっていてこんなにうれしいことは、ありません。
でもそのあと、賞候補だった事を知らされました。
うーん、ざんねん!
でも、賞よりも記憶に残る作品を作るんだ!
ちょっと負け惜しみかな?
by touboukazin
| 2003-10-13 21:29
| ひとり言