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本展(日本伝統工芸展)向けの作品制作を開始しました。

例年、支部展の搬入が終わったあたりから始めていますが、直後に震災があり、その後の計画停電や実家に帰ったりと、まったく手つかずの状態でした。
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1つ目のロクロを引いたのが5月16日、約2ヶ月遅れのスタートとなりました。この鉢は象嵌が終わって乾燥中、その他に象嵌中の鉢が1つ、削り待ちの鉢が1つ、と現在3つ制作進行中です。今日もこれから1つ鉢を引く予定(無理かな?こんな時間じゃ・・・)にしています。

遅れてのスタートの上に、またいつ計画停電(素焼と還元焼成ができません)が復活するかもわからず、不安と焦りがつのりますがせめて出品できるように頑張りたいと思います。

こんな時代に「必要とされている職業なのかな?」と考えることもたびたびですが、一人でも多くの人に「きれいだな」と言ってもらえるような作品を作るのが我々の仕事だと思っています。またそれでなにかを感じてもらえたら嬉しいです。


PS.こんなブログを書いていたら日本工芸会からお手紙が・・・「本年は輸送搬入だけになって締切が早くなってるから気をつけてね!」だって!
え〜そりゃないよぉ〜「震災のため・・・」と書いてあったので締切延ばしてくれるのかな?って期待してしまいました。
まぁルールは平等だからしかたがないですね、締切延ばしても私の場合、どうせギリギリになっちゃうから・・・
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by touboukazin | 2011-05-24 22:07 | 陶芸家
4月末でひとまず計画停電も終わり、東日本支部展は無事終了し新潟展へと巡回、一段落ついたので連休の合間の月曜日に実家へ帰省してきました。
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利根川に架かる『小見川大橋』です。右側が川下方向、銚子へと流れていています。川の向こうに見えるのが鹿島臨海工業地帯です。中学生の頃に、この橋ができるまでは、唯一の交通手段は船しかありません。川の向こうに住んでいるおばさんの家に、遊びいく時に乗る渡船がとても楽しかった思い出があります。

と、一見のどかな田園風景ですが、「きけん、立入禁止」の札が・・・堤防のいたるところに亀裂が入っています。
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そして利根川へと続く道路では液状化で陥没してしまい片側が傾き、波打った状態に。砂が吹き出しています。
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下水でしょうか、マンホールが飛び出してきてしまったように見えますが、まわりが沈んでしまったのでしょう。
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そのほか屋根瓦が崩れてしまっている家を多く見かけました、実家の瓦も一部が割れてしまったようです。また、壁が崩落している家を見かけたりと、千葉県の発表だと「全半壊が70棟、一部損壊が3464棟」とのことですが私の印象としては遥かに多いように思えます。ほとんど報道されませんが、震度6弱の揺れの被害は大きかったようです。

実家の母は「東北の人に比べれば、こっちはたいしことないから」と言っていますが、過去に何度も氾濫した事がある利根川の堤防のヒビは心配です。梅雨に入る前になんとかして欲しいと思いますが、震災から二ヶ月近くたった今でも、屋根はブルーシートを掛けただけ、道路は陥没し標識は倒れたままで復旧工事もされていません。農家の一年の収入を左右する田植えも農業用水が壊れ遅れていましたが、なんとかやっと終わったようです。ここ10年あまりで急速拡大した都会と地方の格差が、こんなところにも現れているのでしょうか。

地震以外にも原発の放射能被害や、それにともなう風評被害などもあり、さらに痛めつけられています。地方は、都会の人々のためにやっかいもの扱いされている工場や発電所、産廃処理施設まで押し付けられ、それによってさらに苦しめられています。すみやかな復興はもちろんですが、日本経済や社会の構造的な問題、都会と地方のありかたを見直すきっかけにしたいものです。

次は、いくつかお知らせです。

『東日本伝統工芸展新潟巡回展』 5月10日(火)〜15日(日) 新潟三越7階

『第39回伝統工芸陶芸部会展』 5月25日(水)〜30日(月)日本橋三越本店新館7階

どうそ、ご高覧ご高評ください。
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by touboukazin | 2011-05-02 23:22 | お知らせ
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